フィトンミストリキッド(F118-406)抗菌試験結果
 
超微粒子噴霧器フィトンミストおよびウェットペーパーディスペンサーに使用する専用液「フィトンミストリキッド」の抗菌効果について試験を行い、優れた効果が実証されました。

下記は、その試験結果を示したものです。
 

 
■試験菌
  Escherichia coli O157(大腸菌) HMC 5011
Staphylococcus aureus (黄色ブドウ球菌) IFO 12732
Legionella pneumophila (レジオネラ菌) HMC 5014
Cladosporium cladosporioides (クロカビ) IFO 6348
 
■試験方法
1) 試験試料の作製
F118-406の原液を試験試料とした。
2) 試験菌の前培養および菌液作製
大腸菌および黄色ブドウ球菌は普通寒天培地に、レジオネラ菌はLegionella-Combi-Park(MERCK)で作製したレジオネラ培地に接種し、35℃で、クロカビはポテトデキストロース寒天培地に接種し、25℃で前培養を行った。培養後、生理食塩水または0.05%tween80液を用いて菌数が107/ mLになるように試験菌液を作製した。
3) 試験菌液の接種および培養
試験試料9 mLに試験菌液を摂取し、細菌は35℃、カビは25℃で培養した。
4) 抗菌試験
培養2日、3日および5日後、生理食塩水を用いて試験液の10倍希釈系列を作製した。これらの希釈液をそれぞれ培地に接種し、細菌は35℃、カビは25℃で培養した。培養後、培地上に形成されたコロニーをカウントし、生菌数を換算した。
5) 試験結果
F118-406の抗菌性能を調べた結果を表1に示した。
 
表1:F118-406に対する抗菌試験成績
試験菌 初発菌数 生菌数/mL
培養2日後 培養3日後 培養5日後
大腸菌(O-157) 6.0×106
黄色ブドウ球菌 8.2×106
レジオネラ菌 1.3×106
黒カビ 6.0×105 8.0×103 3.0×102 4.7×102
※ −:試験液1ml培養より菌が検出されない
 

  試験開始時 培養2日後 培養5日後
       
大腸菌(O-157)
       
黄色ブドウ球菌
       
レジオネラ菌
       
黒カビ
       
 

※試験委託:田中栄養科学研究所

 

 

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